WEBマーケティングの勉強をしていく中で、多くの初心者の方が最初にぶち当たる壁がマーケティング用語の理解ではないでしょうか。勉強を始めても、「CTR?」「CVR?」とわけのわからない用語を調べるところから始めないといけなく、日に日に心が折れかけていきますよね。というわけで今回は、そんなWEBマーケティング初心者の方(自分のアウトプットのためでもあります。。。)に向けて頻出WEBマーケティング用語をわかりやすいように解説していきます。
マーケティング用語一覧
Impression
Web広告が実際にWeb上に表示されること。
PV
PVとは、Page Viewの略語でWebサイトページへの訪問数を指します。
例えば、1人のユーザーが3ページ閲覧した場合は、PVは3カウントされます。
ページビューとも呼ばれます。
Click
ユーザーが表示されている広告や記事内のリンクなどをクリックすること。
CTR
CTR とは、Click Through Rate の略語で、Web広告がユーザーに表示された回数(インプレッション数)のうち、ユーザーがクリックした回数の割合を計算したものです。
クリック率やクリックスルー率とも呼ばれ、広告運用や SEO の分野で多く使われています。
CTR は以下の計算式で算出することができます。
CTR(%)=クリック数÷広告の表示回数(インプレッション数)×100
CPC
CPCとは、Cost Per Clickの略語で、Web広告において、広告を見たユーザーが1クリックするたびに何円かかったのかの費用指標です。
クリック単価と呼ばれています。
CV
CVとは、Conversionの略語で、Webサイト上で得られた成果です。成果とはあらかじめ設定した目標が達成されたことを指し、目標はWebサイトによってさまざまです。
コンバージョンとも呼ばれています。
例えば、ECサイトであれば商品購入、採用サイトであれば採用の申し込みなどが目標になります。
CVは設定した目標をどれだけ達成できたのかが把握できる客観的なデータであるため、Webマーケティングにおいて重要な指標の一つです。
CVR
CVRとは、Conversion Rateの略語で、コンバージョン率を指します。Webサイトへの訪問者に対して、どのくらいの成果があったのかを表した数値です。
コンバージョン率とも呼ばれます。
CVR(%) = CV数÷訪問数×100
CPA
CPAとは、Cost Per Actionの略語で、CVを獲得するのにかかった一人当たりの費用を表す指標です。
顧客獲得単価とも呼ばれます。
CPA = CVを獲得するのにかかった費用÷顧客獲得
エンゲージメント
Webサイト上でのユーザーのアクションのことです。
WEBサイト上であれば、「ページビュー」「スクロール」「リンクへのクリック」などです。
リーチ
広告を表示したユーザー数のこと。ソーシャルメディアにおいては、投稿された記事やアカウントを見たユーザー数を表します。
CPM
CPMとは、Cost Per Mileの略語で、広告が1000回表示されるごとに何円の費用が発生するかを表す指標です。
インプレッション単価とも呼ばれます。
中には、広告が表示されるたびに広告費が発生するタイプの広告を指すこともある。
CPI
CPIとは、Cost per Installの略語で、1インストールを獲得するのにかかった費用を表す指標です。
CPI = インストールを獲得するのにかかった費用÷獲得したユーザー数
CPF
CPFとは、Cost per Fanの略語で、SNS(ソーシャルメディア)で1フォロワー獲得するのにかかった費用を表す指標です。
CPF = 発生した費用 ÷ 新規獲得フォロワー数
CPV
CPVとは、Cost Per Viewの略語で、動画が1回視聴されるときにかかった費用を表す指標です。
広告視聴単価とも呼ばれます。
CPV = 発生した費用 ÷ 動画視聴数
例えば、100,000円の出稿費用をかけて動画が10,000回再生されたとき、CPVは10円です。
ROAS
ROASとは、Return On Advertising Spendの略語で、広告費用に対して広告からの売上の効果を測る指標です。
費用対効果とも呼ばれます。
ROI
ROIとは、Return On Investmentの略語で、原価などを差し引いた利益率を表す指標です。
投資収益率とも呼ばれます。
LTV
LTVとは、Life Time Valueの略語で、ある顧客から生涯に渡って得られる利益のことを指します。
生涯顧客単価とも呼ばれます。
さいごに
Webマーケティングを勉強する際に、なんとなく用語を理解できているのと、まったく理解できていないのとでは、学習速度や理解度かなり上がるかと思います。
最初の段階で、つまずかないためにもまずは頻出用語を抑えておきましょう!